昨今の自動車は目まぐるしい進化を遂げています。ご存知の通り、HV・EVなどの次世代自動車や先進安全装置搭載車、高張力鋼鈑に代表される新しい素材の登場などでスポット溶接機やスキャンツールなどの機器も使いこなさなければ業務を円滑に遂行できません。そこで車体組合では新しい時代に対応できるように車体整備士の高度化講習を行います。今回はスポット溶接機についての内容となり、この講習を修了することは、日車協連が認定する「先進安全自動車優良自動車整備事業者」の認定要件のひとつでもあります。講習で使用するのは日車協連オリジナルのテキストです。車体整備士資格をお持ちの方も、またそうでない方にも有意義な講習になるものと思います。受講者には「高度化車体整備技能講習受講修了証」を発行します。また前回の「スキャンツール講習」の受講者も含め、希望者には「高度化車体整備技能講習受講済み」の看板(A3、有料)を後日送付いたします。この機会にぜひご受講をお勧めいたします。

◆高度化車体整備技能講習(溶接編)

日時:平成31年2月16日(土)10:00~16:00
会場:(一社)長崎県自動車整備振興会(長崎市中里町)
受講料:車体組合会員・賛助会員・コグニ会会員6.000円/一般8.000円(1名につき)
    ※テキスト、昼食込み

内容(講習内容は都合により一部変更される可能性があります)座学及び実技
1、溶接関連作業の安全衛生
2、接合法の種類
3、車体用金属材料
4、抵抗スポット溶接
5、抵抗スポット溶接応用技術
6、ミグ、マグ溶接
7、接着及びウエルド・ボンディング
8、アルミニウム合金板の溶接技術
9、確実な溶接作業を行うために